サッカーファンなら誰もが耳にしたことのある「コパアメリカ」。
なんとなく南米の大会ということは分かっても、具体的に説明できる方は多くないでしょう。
確かにユーロに比べると盛り上がりもいま一つで、サッカーファンでもつい見逃してしまいますよね?しかし、コパアメリカは南米の強豪同士がしのぎを削る、世界最古の大陸選手権なのです!
そこでこの記事では、ブラジルサッカー大好きな僕がコパアメリカの意外と知らない基本情報や最多優勝国、さらに2021年大会の視聴方法などを解説します!
- コパアメリカってあらためて何だっけ?
- アルゼンチンとブラジルどっちが優勝回数多い?
- 日本代表がたまに参加しているのはなぜ?
- 日本国内で視聴する方法は?
意外と知らないコパアメリカ(南米選手権)とは?
コパアメリカは南米ナショナルチームの頂点を決めるための国際大会。サッカーファンの方は「ユーロの南米版」と考えると分かりやすいでしょう。
コパアメリカは世界最古の大陸選手権
コパアメリカが最初に開催されたのは、なんと今から100年以上も前の1916年。ユーロの第1回大会は1960年なので、コパアメリカはユーロより40年以上も長い歴史があることが分かります。
当初はアルゼンチン・ブラジル・ウルグアイ・チリなど4~6カ国ほどが参加する小さな大会でしたが、1975年からは参加国が10国に拡大。大会名も「コパアメリカ」という名称に変更されました。
2016年には記念すべき100年大会が行われ、チリが2大会連続2度目となる優勝を果たしたよ!
開催は4年に1回が基本
コパアメリカの開催頻度は、基本的に4年に1度と決められています。しかし、これは形式上のルールで、3年おき・2年おき・1年おきなど、かなり不規則に開催されるのもコパアメリカの面白いところ。
理由としては、国際大会(リオデジャネイロオリンピックやブラジルワールドカップなど)が重なったこと、2016年に記念の100年大会を変則的に開催したことなどが挙げられます。
参加国は南米10カ国+招待枠2国
現在のコパアメリカの参加国は、南米サッカー連盟(CONMEBOL)に所属する10国と、招待国の2国の計12国。招待国枠は1993年大会から導入され、主に北中米やアジア各国から、南米サッカー連盟(CONMEBOL)の会議によって選出されます。
- アルゼンチン
- ウルグアイ
- エクアドル
- コロンビア
- チリ
- パラグアイ
- ブラジル
- ベネズエラ
- ペルー
- ボリビア
〈過去の招待国〉※五十音順
- アメリカ
- カタール
- コスタリカ
- ジャマイカ
- 日本
- ハイチ
- パナマ
- ホンジュラス
- メキシコ
日本代表のコパアメリカ(南米選手権)での成績
日本がコパアメリカに参加したのは、1999年大会と2019年大会の2回。2011年大会も参加予定でしたが、東日本大震災の影響で参加中止となりました。日本の対戦成績は下記の通り。
勝 | 負 | 分 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 結果 | |
1999年 | 0 | 2 | 1 | 3 | 8 | -5 | グループステージ敗退 |
2019年 | 0 | 1 | 2 | 3 | 7 | -4 | グループステージ敗退 |
通算成績 | 0 | 3 | 3 | 6 | 15 | -9 |
日本代表は未だにコパアメリカで勝ち星なし。南米の壁はかなり分厚いですね…
コパアメリカ(南米選手権)の優勝回数ランキング
続いて、気になる最多優勝国についてご紹介しましょう。最多優勝国はアルゼンチンの15回。一方、ライバルのブラジルは9回とかなり苦戦しています。
最多優勝はアルゼンチンの15回
最多となる15回の優勝を誇るアルゼンチンは、コパアメリカ初期にかなり優勝回数を稼いだイメージ。最後に優勝したのは1993年で、なんと30年近くも優勝から遠ざかっています。
コパアメリカの歴代優勝国ランキングは下記の通り。
国名 | 優勝回数 | 最後の優勝 | |
1位 | アルゼンチン | 15回 | 1993年 |
2位 | ウルグアイ | 14回 | 2011年 |
3位 | ブラジル | 9回 | 2019年 |
4位 | チリ | 2回 | 2016年 |
4位 | パラグアイ | 2回 | 1979年 |
4位 | ペルー | 2回 | 1975年 |
ブラジルが9回しか優勝していない理由
歴代優勝国ランキングを見ると、やはり気になるのがブラジルでしょう。ライバル・アルゼンチンに大きく優勝回数を離されており、ウルグアイにも及びません。
コパアメリカでブラジルが勝てない最大の理由は、ブラジルのコパアメリカに対する熱が少ないことです。今でこそブラジル代表もコパアメリカでベストメンバーを揃えるようになりましたが、かつてはコパアメリカのブラジル代表と言えば「2軍」といったイメージでした。
あのペレやジーコですら、長いキャリアの中でコパアメリカには1回ずつしか出場していません。
ブラジルに留学していた年にコパアメリカがありましたが、ブラジル人も「あー、コパアメリカね」みたいな感じでした。ブラジル人の熱量もかなり微妙です。
注目はアルゼンチン!コパアメリカ(南米選手権)2021
南米No.1を決定するコパアメリカが、2021年も開催されます!本来は2020年の開催予定でしたが、コロナウイルスの影響で1年延期しての開催となりました。
コパアメリカ(南米選手権)2021:日程
2021年大会の開催国となるのが、アルゼンチンとコロンビア。共同開催となるのは、長いコパアメリカの歴史の中でも初めての試みです。
〈追記〉2021年5月31日、開催地が急遽ブラジルに変更されました!
- 開催国:
アルゼンチン&コロンビア→ 急遽ブラジルに変更 - 日程:6月14日(月) ~ 7月11日(日)
※日本時間。日本との時差は、アルゼンチン12時間、コロンビア14時間→ブラジル12時間
コパアメリカ(南米選手権)2021:グループリーグ組み合わせ
2021年大会は、招待国枠の2国が無くなり、南米10カ国のみでの開催に。5チームずつの2グループに分けられ、上位2チームずつの計4チームが準決勝に進出します。
【グループA】
- ブラジル(3位)
- コロンビア(15位)
- エクアドル(53位)
- ペルー(27位)
- ベネズエラ(30位)
【グループB】
- アルゼンチン(8位)
- ボリビア(81位)
- チリ(19位)
- パラグアイ(35位)
- ウルグアイ(9位)
※()内は最新のFIFAランク
コパアメリカ(南米選手権)2021:注目は自国開催のアルゼンチン
〈追記〉2021年5月31日、開催地が急遽ブラジルに変更されました!
今大会の注目国は、やはり自国開催での優勝を目指すアルゼンチンでしょう。アルゼンチンは直近だと2011年と1987年に自国開催をしていますが、いずれも優勝には程遠い惨敗に終わりました。
ライバルのブラジルは、2019年のブラジル大会で見事に優勝を果たしたため、アルゼンチンにとっては負けられないところ。アルゼンチンが優勝すれば、実に38年ぶり、11大会ぶりのコパアメリカ制覇となります。
コパアメリカ(南米選手権)2021を視聴するならABEMA
開催地変更というドタバタがあった2021年のコパアメリカですが、開幕直前にABEMA にて独占放送されることが決定しました!
- グループステージ(20試合):6月14日(月)~6月29日(火)
→無料の「ABEMA SPORTS LIVE1 チャンネル」で独占生放送 - 決勝トーナメント(8試合):7月3日(土)~7月11日(日)
→有料の「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生配信
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