海外に行ったら、現地のスーパーに行ってみたいと感じる方は多いのではないでしょうか?
スーパーは地元民の暮らしが垣間見えるだけでなく、お土産探しにもぴったりです。また、日本では珍しいフルーツなどを安く買えるのも、スーパーならではの楽しみですよね!
この記事では、ブラジル在住時にほぼ自炊していた僕が、ブラジルでおすすめのスーパー12選や、買い物の際の注意点を5つご紹介します。
- 日本とは大違い!ブラジルのスーパーで気を付けるべき5つのこと
- ブラジルで最大手のスーパーは?
- リオデジャネイロにはどんなスーパーがある?
- サンパウロにはどんなスーパーがある?
ブラジルのスーパーで気を付けるべき5つのポイント
まず初めに、ブラジルのスーパーで買い物をする際に気を付けなければいけないことを5つご紹介します。日本のスーパーとは勝手も大きく異なりますので、事前にチェックしてから出かけてください。
- レジでは自分で商品を並べる
- 数量制限があるレジも
- 野菜や果物は種類ごとに分ける
- 商品に欠陥があることも
- セルフレジはスキミングに注意
注意点 1:レジでは自分で商品を並べる
ブラジルのスーパーのレジでは、自分で商品をレジ台に並べる必要があります。多くの場合ベルト式で動くようになっているので、店員さんが見やすいように上手に並べていきましょう。
日本の感覚でカゴを置くだけだと、店員さんもムスッとしてしまいますので注意してくださいね。
店員さんが袋詰めしてくれる場合は、重いものを先に置いておくのがポイントだよ!
注意点 2:数量制限があるレジも
ブラジルのスーパーには、「会計の数量が15個まで」などと決められているレジがあります。これはサクッと買い物を済ませたい方向けのレジで、レジの待ち時間が短くなるというメリットがあります。
以下のような表記があれば何かしらの制限がありますので、並ぶ際には注意してください!
- Caixa Rápido「スピードレジ」
- MÁXIMO 15 VOLUMES「最大15個まで」
注意点 3:野菜や果物は種類ごとに分ける
野菜や果物を買う際は、種類ごとに分けて袋詰めしておくようにしましょう。ブラジルのスーパーの青果類は量り売りが基本で、種類別に定められたkgによって料金を算出するためです。
場合によっては、青果コーナーにある専用の量りで自分でシールを発行してレジへ行くパターンもあります。
注意点 4:商品に欠陥があることも
ブラジルのスーパーで商品を選ぶ際は、商品に欠陥がないかチェックしましょう。下記のような商品も意外に少なくないので、十分に注意してください!
- 賞味期限が切れている
- パッケージに穴が開いている
- ドリンクなど液体の量が明らかに少ない
注意点 5:セルフレジはスキミングに注意
ブラジルのスーパーには日本同様セルフレジが増えていますが、セルフレジでクレジットカードを利用する際はスキミングに注意してください!
実際、ブラジル人の間でも「スキミングが多い場所と言えばセルフレジ」と考えられていますので、カードを挿入する場所に変なチップがついていないかなど、十分にチェックしましょう。
スーパーでクレジットカードを使いたいなら、店員さんがいるレジの方が安心だね!
ブラジルのおすすめスーパー12選【ブラジル全国編】
それでは具体的に、ブラジルにどのようなスーパーが存在するのかご紹介しましょう。事前にスーパーのマーク等を知っておけば、街中でも簡単に見つけることができますよ!
ブラジルのスーパー 1:Carrefour(カルフール)
ブラジルの『スーパーマーケット協会(Abras)』の調査によると、ブラジル国内で最も売り上げの多いスーパーはCarrefour。ご存知の通りフランス発のスーパーですが、ブラジルでも非常にポピュラーなスーパーです。
郊外に大型店舗を構えるのが一般的ですが、街中にあるCarrefour Expressも旅行者にとっては非常に便利でしょう。
ポルトガル語では「カヘフー」と発音します。
ブラジルのスーパー 2:Zaffari (ザファリ)
赤いリスが目印のZaffariは、ブラジル南部のリオグランデドスル州を中心に展開するスーパー。サンパウロにも店舗を出店しており、「品質管理に優れたスーパー」として人気を集めています。
ブラジルのスーパー 3:BIG(ビッグ)
青い看板が目印のBIGは、Zaffariと同様にブラジル南部を中心に展開するスーパー。 もともとはアメリカのWalmart(ウォルマート)から派生したスーパーです。
名前の通り店舗は非常に大きく、週末に家族が大量に食材を買い込むような「外国っぽいスーパー」かもしれません。
ブラジルのスーパー 4:Pão de Açucar(ポンジアスーカル)
リオデジャネイロの観光名所と同じ名前のPão de Açucarは、リオやサンパウロを中心に展開するスーパー。可愛らしいポンジアスーカルのマークが目印で、値段としては少し高級路線です。
ギフトラッピングされた商品も取り扱っているから、お土産探しにはぴったりだよ!
ブラジルのおすすめスーパー12選【リオデジャネイロ編】
続いて、リオデジャネイロで特に目にするスーパーを6つご紹介します。コパカバーナやイパネマといった観光エリアでも見つけることができますので、ぜひ参考にしてください!
ブラジルのスーパー 5:Zona Sul(ゾナスル)
コパカバーナやイパネマ地区に滞在する方にぴったりなのが、ポルトガル語で「南の地区」を意味するZona Sul(ゾナスル)。
リオデジャネイロ南部の高級エリアを中心に展開しており、値段も少し高めの印象です。
ブラジルのスーパー 6:Guanabara(グアナバラ)
グアナバラはリオデジャネイロ郊外に大型店舗を構えるスーパー。テレビCMでもお馴染みで、まとめ買いするとかなりお得に買い物できると人気です。
「グアナバラ」とはリオデジャネイロの大きな湾の名前。週末に家族が大量に買い物をするようなスーパーだよ。
ブラジルのスーパー 7:Mundial(ムンヂアル)
Mundial(ムンヂアル)はコパカバーナやボタフォゴにも出店しているローカルスーパー。リオデジャネイロ市内に広く展開しているため、移動中などに目にすることも多いでしょう。
ブラジルのスーパー 8:Super Prix(スーペルプリックス)
Super Prix(スーペルプリックス)は比較的コンパクトサイズのスーパー。コパカバーナやイパネマにも出店しているため、観光客でも利用しやすいスーパーです。
ブラジルのスーパー 9:Princesa(プリンセーザ)
Princesa(プリンセーザ)は赤い看板が目印の中型スーパー。コパカバーナ、フラメンゴ、コズミヴェーリョ(リオのキリスト像があるエリア)など、観光スポットに点在しているのが嬉しいポイントです。
ブラジルのスーパー 10:Prezunic(プレズニッキ)
青と緑の看板が目印のPrezunicは、どちらかと言うと郊外に展開している中型スーパー。世界中から音楽ファンを集めるイベント「ロックインリオ」の公式スーパーとしても知られています。
コパカバーナやイパネマ周辺のスーパーは、郊外に比べるとどうしても値段が高めです。それでも郊外に行く手間やリスクを考えれば、近場のスーパーで買い物をするのが一番でしょう。
ブラジルのおすすめスーパー12選【サンパウロ編】
続いて、サンパウロを中心に展開するスーパーを2つご紹介します。サンパウロは日系人が多いことから、日本関連の商品が手に入りやすいのも大きな特徴です。
ブラジルのスーパー 11:Dia(ヂーア)
Dia(ヂーア)はセントロやリベルダージ地区など、観光エリアにも展開しているスーパー。サイズも比較的小さいものが多く、コンビニ感覚で日常的に使うことができます。
ブラジルのスーパー 12:sonda(ソンダ)
サンパウロで大型スーパーに行きたい方はsnda(ソンダ)に行ってみましょう。サンパウロを中心に30店舗以上を展開しており、高品質&低価格は市民からも高く評価されています。
サンパウロで日本食を味わいたい方は『ブラジルの日本人街リベルダーデ地区の観光スポット5選【元在住者厳選】』も併せてご参照ください。
ブラジルのスーパーはお土産の宝庫!
ブラジルでお土産探しをするなら、お菓子や食材が安く手に入るスーパーマーケットがおすすめです。
大型店舗であれば食材以外にも日用品や衣料品も販売されており、日本の商品と比べながらぶらぶらウィンドーショッピングするのも楽しいですよ。
- Carrefour(カルフール)
- Zaffari(ザファリ)
- BIG(ビッグ)
- Pão de Açucar(ポンジアスーカル)
- Zona Sul(ゾナスル)
- Guanabara(グアナバラ)
- Mundial(ムンヂアル)
- Super Prix(スーペルプリックス)
- Princesa(プリンセーザ)
- Prezunic(プレズニッキ)
- Dia(ヂーア)
- sonda(ソンダ)
具体的におすすめのお土産は『ブラジルのお土産15選!定番からばらまき用まで元在住者のおすすめ一覧』で紹介していますので、ぜひ併せてチェックしてください!
コメント