「アマゾン川の魚」と聞くと、モンスターのような危険な魚ばかりを連想する方が多いのではないでしょうか?
しかしアマゾン川には可愛い&食べられる魚も多く、アマゾン観光の際には釣りも欠かせないアクティビティとなっています。
そこでこの記事では、ブラジル在住歴&アマゾンへ2度の渡航歴がある僕が、アマゾン観光で絶対に見たい&食べたい魚を5種類ご紹介します!
- アマゾンには世界最大の淡水魚がいる?
- 食べられる魚は美味しいの?
- 出会ったらラッキー!幸運の生き物とは?
ピラニアを釣ったり、美味しい魚を食べたり、アマゾンはアクティビティの宝庫!ブラジル観光の際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
アマゾン川の魚5選!観光で釣りたい&食べたい定番魚も
早速ですが、アマゾン観光で定番とされている魚を5つご紹介します。食べる、見る、釣るなど、それぞれの楽しみ方は下記のとおりです。
- ピラルク:見る&食べる
- タンバキ:食べる
- ピンクイルカ:見る&触れ合う
- ピラニア:釣る&食べる
- 電気ウナギ:見る
アマゾン川の魚 1:ピラルク
アマゾン観光に欠かせないのが、世界最大の淡水魚の一つとして知られる「ピラルク」。
体長は2~3m、体重は100kg以上を超えるものもおり、アマゾン川に生息する生き物の中でも最大級のサイズを誇ります。
さらにピラルクは、アマゾン観光の定番グルメにも。淡白な白身は臭みもほとんどなく、フライにライムなどを絞ると絶品です!
約1億年も前から地球に生息していて「生きた化石」とも言われるよ!
ピラルクについて詳しく知りたい方は『アマゾン川の巨大淡水魚「ピラルク」7つの特徴 | 食べると美味しいって本当?』を併せてご参照ください。
アマゾン川の魚 2:タンバキ
アマゾン観光の定番グルメとして、もう一つ欠かせないのが「タンバキ」。体長は最大で1m前後と決して大きくはありませんが、日本人からすればやはり迫力は抜群です。
タンバキは脂がしっかりのっていて、グリルや炭焼などで食べるのが一般的。こちらもライムをかけることによって、さっぱりとした風味を味わうことができます。
例えるとしたら、ピラルクはタラ、タンバキはサバに近い風味です。
アマゾン川の魚 3:ピンクイルカ
「アマゾン川のアイドル」とも言えるのが、見た目がなんとも可愛らしいピンクイルカ。アマゾン川に生息するカワイルカで、その名の通り体がピンク色をしているのが大きな特徴です。
体長は2~3mで、運が良ければ水面をジャンプしている姿を見られることも。「確実にピンクイルカを見たい」という方は、ピンクイルカとの触れ合いが組み込まれているツアーを選ぶことをおすすめします。
※イルカなので、正確に言うと「魚」ではありません。
見た目がキュートなピンクイルカは「幸運の生き物」とされているよ!
アマゾン川の魚 4:ピラニア
アマゾン観光のアクティビティとして人気なのが、「ピラニア釣り」。ピラニアといえば、鋭い歯と凶暴なイメージを持っている方が多いですが、観光客でも意外と簡単に釣ることができます。
「ピラニア釣り」専用のツアーに参加したら、あとは船でスポットまで行き、生肉を水中に沈めるだけ。血の匂いに反応し、ピラニアたちがすごい勢いで噛み付いてきます。
さらにピラニアは、アマゾン周辺では一般的に広く食べられています。自分で釣った魚を焼ければ最高ですね!
ピラニアの身は淡白&フカフカで、例えるならホッケのような味覚です。
アマゾン川の魚 5:電気ウナギ
最後にご紹介するのは、アマゾン川屈指の危険生物「電気ウナギ」。体長は2~3m、見た目はなんとも可愛らしい電気ウナギですが、なんと最大900V級の電気を発するとっても危険な生き物です。
実際に放電するのは何かが体に触れたときで、過去には馬やワニが誤って電気ウナギを踏んで感電死したという報告も。当然、人間が触ったらひとたまりもありません。
水族館では、電圧を計測して表示するところもあるよ!
アマゾン川の魚と触れ合うにはボートツアーがおすすめ
「アマゾン」と言われても漠然としているため、具体的にどうやって行ったら良いのかわからない方も多いでしょう。そこでここでは、アマゾン川のボートツアーに参加する方法を解説します。
アマゾン観光の拠点はマナウス
ブラジルにおいてアマゾン観光の拠点となるのは、アマゾナス州の州都マナウス。ブラジル国内でも7番目に大きい都市で、リオデジャネイロやサンパウロからは約4時間ほどのフライトです。
マナウスの市内は観光オフィスが非常にたくさんあり、ツアーの種類も実に豊富!内容や価格もツアーによって異なるため、いくつか比べてから決めるのがおすすめです。
ブラジル国内のお得な移動方法は『ブラジルの国内線はLCCがおトク!GOL・AZUL・LATAMの3社比較』をご参照ください。
ボートツアーは半日~終日
ツアーの内容によりますが、基本的にツアーは半日~終日で組まれています。なかには夜に出かけるナイトツアーもありますが、マナウスの街に戻ってからは十分な治安対策が欠かせません。
観光客に特に人気のあるアクティビティとしては、下記のようなものが挙げられます。
- 二河川合流地点
- 自然のオオオニバス鑑賞
- アマゾン森林クルーズ
- ピラニア釣り
- ピンクイルカとの触れ合い
- 先住民集落ツアー
- 動物たちとの記念撮影
- アマゾンの川魚ランチ
この中から4つほど&半日のプランが一般的。港から市街地は微妙に離れているから、港までの往復の手段も事前に確認しておいてね!
ブラジルでの治安対策を知りたい方は『ブラジルの治安は悪い?安全に旅するための10か条を元在住者が解説!』をご参照ください!
アマゾン川観光はボートツアーで魚を釣ろう!
「アマゾン川」と言うとなんだか危険そうなイメージがしますが、可愛い&美味しい魚もたくさんいることがお分かりいただけたでしょう。
アマゾン川のボートツアーに参加すると、自然の雄大さに圧倒され、いかに人間がちっぽけな存在であるのかを見せつけられます。
僕自身もブラジルの各地を旅行したことがありますが、アマゾンほど人生観を揺さぶられる場所はないかもしれません。
ブラジルにお出かけの際はぜひアマゾンにも足を伸ばし、魚釣りやアマゾングルメを満喫してくださいね!
アマゾンのグルメについて詳しく知りたい方は『ブラジルナッツがもたらす15の効果・効能【元在住者が解説】』や『ブラジルの飲み物ガラナとは?健康にもたらす5つの効果を解説』も詳しく参照してください!
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