ブラジルのタピオカはクレープ！日本と全く違う本場レシピを紹介

昨今、日本で大人気のタピオカですが、ブラジルのタピオカは日本のものとは全く異なります。クレープ状にして中にいろんな具材を入れてアレンジするのが特徴で、モチモチの食感は一度食べたらやみつきになること間違いなし！

この記事ではブラジル留学中に週1くらいでタピオカクレープを食べ歩いていた僕が、おすすめのアレンジトッピングや本場レシピをご紹介します。家でも簡単にできるので、ぜひおやつに作ってみてください！

ブラジルのタピオカは飲み物ではなく食べ物

タピオカの原材料となるのは、主に熱帯地域で収穫されるキャッサバという芋。もともと「タピオカ」という言葉も、アマゾン先住民族（トゥピ族）の間でデンプンを加工することを 「tipi’óka 」と呼んだことに由来します。

ブラジルのタピオカはモチモチ食感が命

クレープ状で楽しむブラジルのタピオカは、モチモチッとした食感が人気の秘訣。腹持ちも良いので、1つ食べるだけでかなりの満足感を得ることができます。

タピオカ自体にはそれほど味はなく、中のトッピングの風味をタピオカと一緒に味わうといったイメージです。アレンジトッピングの例は後ほどレシピ欄で紹介しますが、甘いのもしょっぱいのもOKなのがタピオカの魅力でもあります。

タピオカは屋台で食べるのがブラジル式

ブラジルのタピオカは、おやつとして食べられるのが一般的。「フェイラ（feira）」と呼ばれる街の市場に行けば「tapioca」という言葉をよく目にしますし、街中でも移動式屋台でいろんなところで売っています。

また、タピオカの粉はスーパーでも簡単に手に入るので、家庭でもお休みのおやつとして非常に広く親しまれています。

ヨーロッパでも大人気のブラジル式タピオカ

ブラジル式タピオカクレープはまだ日本では馴染みがありませんが、実はドイツをはじめとするヨーロッパではよく知られています。と言うのも、タピオカクレープは小麦を含まない「グルテンフリー」の食べ物。特に健康に気を遣う人々の間では、広く親しまれているようです。

同じくブラジルの定番おやつ「バウルー」については『 バウルーはブラジル発祥！日本に伝わった知られざる歴史とは？ 』を併せて参照してください！

ブラジル式タピオカクレープの本場レシピ

ブラジル式タピオカクレープは、材料さえ揃えばお家でも簡単に作ることができます。ここからは本場ブラジル流レシピをご紹介しますので、ぜひ今度のお休みの日に作ってみてください！

ブラジル式タピオカクレープの材料

用意する食材は非常にシンプルです。タピオカ粉はインターネットはもちろん、アジア系の食材屋でも売られています。

本場ブラジル式タピオカのトッピング一覧

タピオカクレープの一番の楽しみと言えば、やはり何をトッピングするかです。ブラジルでポピュラーなトッピングを「甘い系」「しょっぱい系」でまとめましたので、ぜひ参考にしてください！

甘い系	しょっぱい系
練乳	バター
ココナッツ	チーズ
ヌテラ（チョコレート）	ささみスライス
シナモン	乾燥肉（ビーフジャーキーでも可）
いちご	ツナ
バナナ	ハム（ベーコン）
グァバ	トマト
キャラメルソース	玉ねぎ
ハーブ（ミントなど）	ハーブ（オレガノやバジルなど）

自宅で簡単！ブラジル式タピオカクレープの作り方

トッピングを決めたら、あとはタピオカを焼くだけ！以下の簡単5ステップで、あっという間にタピオカを作ることができます。

お家で簡単！ブラジル式タピオカは日本で流行るかも

ブラジル式タピオカのレシピをご紹介しましたが、作り方は超簡単ですよね。これならお子さんと一緒でも楽しく作ることができますし、何よりモチモチ食感は一度味わったらやみつきになります！ぜひ今度のお休みは、タピオカクレープ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか？

同じくお家でできるブラジル料理を知りたい方は、『 ブラジル発祥のポンデケージョとは？本場の作り方も紹介！ 』や『 ブラジルのスーパーフルーツ「アサイー」が健康にもたらす3つの効果』 を参照してください。